毒キノコ食べ女性死亡=キイボカサタケで-愛知(7月23日・時事通信)
▼イッポンシメジ科のキイボカサタケとみられる毒キノコを食べた愛知県東海市の女性(86)が食中毒となり、死亡していたことが23日、分かった。同県が発表した。県生活衛生課 によると、女性は19日午前、1人で自宅近くの知北平和公園(同県大府市)を散歩中にキノコを採取した。夕方に自ら調理して食べたが、翌朝に嘔吐(おうと)や下痢などの症状を起こした。病院で治療を受け、自宅静養していたが、22日午前に脱水で死亡した。
▼毒キノコ食べ脱水症状、愛知で86歳女性が死亡(7月23日・読売新聞)
▼愛知県健康福祉部は23日、同県東海市の女性(86)が、毒キノコを食べたことによる脱水症状で死亡したと発表した。同部によると、女性は今月19日、同県大府市の知北平和公園を散歩中にキノコを採取し、同日夕、自宅で調理して食べた。女性は翌朝、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、医院で点滴を受けるなどした後、自宅で療養していたが、22日午前10時ごろ、死亡した。
▼中毒:毒キノコを食べ、東海の女性死亡 /愛知(7月24日・毎日新聞)
▼県知多保健所に23日入った連絡によると、東海市内の女性(86)が今月22日、大府市内の公園で採った毒キノコを食べ、食中毒による脱水症で死亡した。県によると、県内で毒キノコによる死者が出たのは2年ぶり。女性は19日午前、同市内の知北平和公園を散歩中に、毒性のあるキイボカサタケを採取。同日夕方、ラーメンに入れて食べたが、20日朝になり、吐き気や下痢を訴えた。東海市内の病院で「食中毒の疑いがある」と診断され、点滴を受けたうえで、自宅で静養していたが、22日午前10時ごろ、寝室で死亡しているのを家族が見つけた。毒キノコを食べたのは女性だけだった。家族の話では、女性は今年に入って、2-3回、同公園内で採ったキノコを食べていたという。県生活衛生課は「分からないものを採って食べないようにしてほしい」と話している。
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