Archive for 12月 31st, 2007

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喫煙との相互作用

月曜日, 12月 31st, 2007

KW:相互作用・喫煙・煙草・タバコ・ベザトールSR錠・プレマリン錠・bezafibrate・ベザフィブラート・エストロゲン配合剤

 

Q:ベザトールSR錠・プレマリン錠の添付文書中に、相互作用として喫煙に関する記載はされていない。にもかかわらずレセプト用の電脳に組み込まれた服薬指導文書では、喫煙に対する注意がでてくるが、その根拠は何か

 

A:両剤の添付文書を見る限り、両剤に対する相互作用として、喫煙に関する記載は何等されていない。

但し、喫煙と薬物相互作用に関する報告として、次の報告がされている。

煙草の主要成分はニコチンであるが、それ以外にも3000種以上の化学物質が含まれている。煙草のヤニに含まれる芳香族多環炭化水素もその一種である。この物質は、肝臓の薬物代謝酵素の一つであるCYP1A2の量を増やし、この酵素を経由する薬物の代謝・排泄速度を増大させる。その結果、喫煙者では、同量の薬物を与えても血漿中濃度が非喫煙者に比較して低値を示し、弱い薬効しか得られないことがある。

その他、動物実験ではCYP2E1、CYP2A1/2A2、CYP2B1/2B2の活性が変化することが報告されているとされるが、動物実験の結果を直ちにヒトに外挿することはできない。ヒトにおいては上記CYP1A2の他にCYP1A1も影響するとする報告がされている。

区分[分類番号]一般名

商品名(会社名)

文献報告の概要

[2183]bezafibrate

ベザトールSR錠(キッセイ薬品)

bezafibrate については、薬物代謝酵素の影響を受けないとされており、喫煙者に対する注意事項は、別の理由によるものと考えられる。また、本剤と喫煙による相互作用が臨床上報告されているとすれば、添付文書に反映しているはずであり、本剤と喫煙との相互作用があるとは考えられない。高脂血症に対する治療目標として、次の報告がされている。

1988年米国national cholesterol education program委員会の指針では、血清TCは200mg/dL未満が理想である。200?239mg/dLの場合は、

1)男性

2)若年者の虚血性疾患や家族歴(親や同胞に50歳以前の突然死や心筋梗塞があった場合)

3)喫煙(1日10本以上の煙草を現在も吸っている場合)

4)高血圧

5)HDLコレステロール値が低い(複数回の測定の平均値で35mg/dL以下)

6)糖尿病

7)脳血管障害、又は閉塞性末梢血管障害がある

8)高度肥満(30%以上)

以上8項目のうち2項目以上ある場合は薬物治療を行うとしている。従って、本剤と喫煙の関係というよりは原疾患と喫煙の関係というべきである。

[2479]conjugated estrogensestrone sodium sulfate

equillin sodium sulfate

dihydro equillin sodium sulfate

プレマリン錠(旭化成)

本剤の添付文書にも喫煙との相互作用の記載はされていない。estrogensと喫煙の関係については、経口避妊薬共通の注意事項として、35歳以上で1 日15本以上の喫煙者[心筋梗塞等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある]。*外国の添付文書及び国内の黄体卵胞ホルモン配合剤(治療用)の使用上の注意をもとに記載した。

喫煙により経口避妊剤による重篤な心血管系副作用の危険性が増大することが知られている。外国の疫学調査において、心筋梗塞による死亡者の相対危険率を年齢別に喫煙、経口避妊薬服用の有無について比較した結果、経口避妊剤服用者の34歳以下の女性ではその危険率は非常に低いが、35歳以上の女性、特に喫煙者では急激に増加すると報告されている。また、脳血管障害(脳卒中)についても喫煙する35歳以上の女性で危険率は急激に増加するとの同様の報告があるとされている。

*単に喫煙による化学的物質と本剤による相互作用とすれば、年齢差あるいは性差があることは理解し難い点であり、他の要因が存在するのではないかと考えられる。

 

以上の報告から

  1. 両剤の添付文書に具体的な喫煙との相互作用が記載されていないこと。
  2. bezafibrateでは、原疾患である疾病に対する喫煙の影響としての報告がされていること。

等を考えた場合、両剤の相互作用として喫煙注意を記載することは原著文献の引用がなければ、EBM(Evidence-based medicine)の観点から見ても無理があると判断する。患者に対する服薬指導文書は、原則的には「添付文書記載の範囲」を優先すべきであり、あくまで科学的根拠に基づく情報提供であるべきである。

[015.2BEZ:2000.6.14.古泉秀夫]


  1. 千葉 寛:喫煙と薬物相互作用-知っておきたい薬物相互作用-石崎高志・監修;第一製薬株式会社,1998
  2. ベザトールSR添付文書,1999.6.改訂
  3. 今田聡雄:高コレステロール血症の薬物療法;薬局,42(12):1765-1770(1991)
  4. キッセイ薬品工業株式会社・学術課・私信,2000.6.14.
  5. アンジュ28インタビューフォーム,1999.8.作成
  6. プレマリン錠添付文書,1999.6.改訂
  7. ソフィア-A添付文書,1998.2.改訂
  8. 浦江明憲・他:薬物動態に及ぼす喫煙の影響;月刊薬事,42(4):973-977(2000)

貴宝寿茸について

月曜日, 12月 31st, 2007

KW:健康食品・貴満寿茸・貴宝寿茸・マイタケ・舞茸・成分

 

Q:患者から「貴満寿茸」を摂取して良いかとの質問を受けた。健康食品のようであるが、これはどのような製品なのか

 

A:「貴満寿茸」では検索できなかったが、「貴宝寿茸」と称する商品は確認できた。

本品は三光純薬[03-3862-3261]が、従前、商品として扱っていたが、現在は販売していないの回答が得られた。

同社からの回答によれば、本品は通常食用にされているマイタケと同一のものであるということである。

なお、マイタケについては、次の報告が見られる。

サルノコシカケ科マイタケ属マイタケ(Grifola frondosa S.F.Geay)。

秋に栗、楢その他の朽木や老大木の根本に群生。1年生で材の白ぐされを起こす。分岐した多数の扁平な傘が前後左右に重なって張り出した形をしている。傘の表面は灰白色又は暗褐色、裏側は白色で、白色で浅い管孔を密生している。胞子は管孔の内面に形成される。

貴宝寿茸の成分

疎蛋白 粗脂肪 炭水化物 灰分
3.7g 0.7g 3.8g 0.8g

舞茸の一般成分(可食部、乾物:%)[水分:91.8%]

蛋白質 脂質 炭水化物-糖質 炭水化物-繊維 灰分
41.1 7.8 26.7 15.6 8.9
無機質
Ca P Fe K Na
11mg% 1,444mg% 6mg% 6,832mg% 11mg%
ビタミン
B1 B2 ナイアシン
2.78mg% 5.40mg% 101.1mg%

 

和名はその姿が舞っていることによる。食用として有名。本品は健康食品として市販されているため、医薬品に類する詳細な成分分析結果を入手することはできないが、通常、食用として摂食されているものであり、本品を使用することに特に問題はないものと考える。

また、医薬品との相互作用については、報告されていないが、1回の摂取量が大量に及び場合、本品中に含まれる繊維の吸着作用により薬物の排泄が促進される可能性もあるため、適量の範囲内にとどめることが必要であると考えられる。

[1996.5.9.古泉 秀夫] [1998.10.23.一部修正]


  1. 牧野 富太郎:原色牧野植物大図鑑 続編;北隆館,1987
  2. 久郷 晴彦:アガリスク・ブラゼイの薬効;株式会社ヘルス研究所,1994.12.30.
  3. 国立国際医療センター薬剤部医薬品情報管理室・編:NHS.DI-News,No.1486,1997.2.38. 収載

牛乳アレルギー患者への乳糖の使用

月曜日, 12月 31st, 2007

KW:副作用・牛乳アレルギー・乳糖・lactose・哺乳動物

 

Q:牛乳アレルギーの患者に乳糖が使用されることに問題はないか

 

A:乳糖(lactose)の性状については、「本品は白色の結晶、粉末又は造粒した粉末で、臭いはない。本品は水に溶け易く、エタノールに殆ど溶けない」とされている。

乳糖は他の糖に比べ甘味が少なく、水に対する溶解度も小さい。3種の形態があり、α-含水乳糖、α-無水乳糖、β- 無水乳糖で、これらは光化学的に比旋光度により区別される。通常、乳糖と称するものは、1分子の結晶水を持ったα-含水乳糖で、これは水溶液から93℃以下で結晶させるとき得られる。常温で安定である。

乳糖は哺乳動物の乳汁中に遊離又は乳糖部を持つオリゴ糖の形で存在している。牛乳中に約4.5?5.5%。人乳中に約5?7%含まれる。

乳糖は哺乳動物の乳汁中より製する。乳汁には乳糖、脂肪、カゼイン、無機塩などが含まれる。乳汁に凝乳素を加えて 60度に熱するとカゼインは凝固し、脂肪も析出して乳清には乳糖及び無機塩が残る。この乳清に少量の石灰乳を加えて残余の蛋白質などを沈殿させ、ろ液を蒸発して結晶させる。

粗製乳糖は水に溶かし、骨炭(脱色操作)、0.2%-酢酸(蛋白質沈殿操作)及び0.2%-硫酸マグネシウム(リン酸沈殿操作)を加え、煮沸してろ過する。ろ液を真空蒸発して結晶化させる。乳糖は工業的にはバター、チーズ、カゼイン等の製造の副産物として得られる。乳糖は中性で反応性が少ない。

本品は乳汁より製造されるので、混在の可能性が予想される蛋白質などの紫外部に吸収を持つ物質を、光吸収物質として紫外部領域の波長における吸光度で試験する。

  • 光吸収物質:本品1.0gを取り、水に加えて100mLとし、試料溶液とする。試料溶液につき、水を対照とし、吸光度測定法により試験を行う。
波長 吸光度
210?220nm 0.25以下
270?300nm 0.07以下

 

  • 副作用:ラクターゼを欠如しているヒトでは、下痢、嘔吐、腹痛、鼓腸等の消化器症状をきたす(乳糖不耐症)。ガラクトース血症、ブドウ糖・ガラクトース吸収不全、ラクターゼ欠乏症には禁忌。

工業的に生産される乳糖は、バター、チーズ、カゼイン等の製造の副産物として得られるとされているため、製品として市場に存在する乳糖は牛乳由来の乳糖であると考えられる。乳糖は母乳中にも存在するとされ、製剤の賦形剤・増量剤としても広汎に使用されており、従来の経験から見て純品の乳糖であれば、牛乳アレルギーのある患者の場合でも、特に影響しないと考えられる。

局方乳糖では、純度試験により「混在の可能性が予想される蛋白質など」についても試験しており、その製造工程等から考えて、蛋白質の残留は考えにくいので、問題ないものと考える。

又、乳糖は加工食品中に甘味剤として添加されており、相当広範囲に使用されていることから疫学的に見ても、質問に関連する問題の指摘はないものと考える。

[065.LAC:2000.5.9.古泉秀夫]


  1. 第十三改正日本薬局方解説書;広川書店,1996

牛乳アレルギーについて

月曜日, 12月 31st, 2007

KW:副作用・アレルギー・牛乳アレルギー・カゼイン・蛋白質・乳漿蛋白・ラクトアルブミン

 

Q:牛乳アレルギーについて

A:牛乳アレルギーについて、次の報告がされている。

*牛乳アレルギーの発生頻度について、0.3?7.5%と、大きく差の見られる報告がされているが、本邦では 0.5?1.0%とする報告がされており、新生児期では32.8%とする報告も見られる。

牛乳アレルギーの発症時期について、本邦では約1/3は生後1カ月以内に発症するとしており、国外の報告では平均日齢66日で発症し、生後10カ月以上で発症するものは見られないとしている。

また、牛乳アレルギーは、家族歴を有することが多く、牛乳アレルギー患者の60%に牛乳に対する過敏症の家族歴があり、更に母親の17%に牛乳の摂取で過敏性反応が見られた。乳児の牛乳アレルギーの頻度は、2.8%で、その65%にアトピーの家族歴があり、また主症状は胃腸(50%)、皮膚(31%)、呼吸器症状(19%)が認められた。

牛乳抗原の感作方法としては、経腸管感作、経胎盤感作、経母乳感作が挙げられている。

新生児期の感染後に続発した牛乳アレルギーに関する報告が散見されるが、新生児期は腸管の通過性が亢進しているため、牛乳抗体を生成しやすく、腸管及び腸管外感染時に牛乳、卵白等の異種蛋白質の吸収亢進があり、感作し易いとされている。

食物アレルギーの治療は、抗原除去が原則である。牛乳アレルギー例では、牛乳蛋白を消化酵素を用いて吸収し易い形のアミノ酸に分解した加水分解乳(MA -:森永乳業)が用いられる。また、大豆蛋白乳(ボンラクト)も有用であるが、牛乳アレルギーの32%に大豆アレルギーの合併があり、注意が必要である。

乳児の牛乳アレルギーの予後は良好で、1歳の終わり頃には牛乳アレルギーの17?85%が牛乳の飲用が可能になると報告されている。その頃にも30%以上の患児が牛乳抗原に対する抗体を依然として持っているが、胃腸症状を呈さなくなる。

牛乳の主要蛋白質の性状

蛋白質 総蛋白中の% 分子量 抗原性

カゼイン(casein)

57%(全) ? +++
α-casein 42 23,612-25,228  
β-casein 25 23,980  
κ-casein 9 19,005  
γ-casein 4 11,557-20,520  
乳奬蛋白(whey protein) 20%(全)    

β-lactglobulin
(βLG)

9% 18,623 +++

α-lactalbumin
(αLA)

4% 14,174 ++
proteose・ peptone 4%   ?

血液蛋白:アルブミン(bovine serum albumin;BSA)

1%  
immunoglobulin 2%  

*牛乳アレルギーの成立にはcaseinよりβ-lactglobulinが重要。

[065.BOV:2000.4.20.古泉秀夫]


  1. 宮崎 文・他:腸炎罹患後に牛乳アレルギーを発症した新生児の1例;アレルギーの臨床,18(9):759-763(1998)
  2. 小林 登・他:小児医学大系21B-小児アレルギー病学II;中山書店,1981
  3. 小林 陽之助・監:食物アレルギーの治療と管理;診断と治療社,2004

気管支喘息に対する金製剤の使用例

月曜日, 12月 31st, 2007

KW:適応外使用・特殊用例・気管支喘息・気道過敏性・金製剤・ sodium aurothiomalate・シオゾール注・auranofin・リドーラ錠

 

Q:気管支喘息に金製剤リドーラが有効と いう話を聞いたが、事実か

 

A:現在、市販されている金製剤は次の2品目である。

一般名 sodium aurothiomalate auranofin
商品名(会社名) シオゾール注
(塩野義)
リドーラ錠(GSK)
適応症 関節リウマチ 関節リウマチ
作用 ラットアジュバント関節炎に対する効果、免疫反応に対する影響、マクロファージや多核白血球の貪 食細胞抑制作用、リソソームに対する作用等が報告されているが、作用機序は明らかでない。

関節リウマチ緩解導入金化合物で、免疫反応系に対しては、異常な免疫反応に選択的に抑制作用を示 した。また、ラットのアジュバント関節炎及び免疫複合体等による急性炎症にも有効で、ラットのアルサス型足浮腫や逆PCA反応に抑制効果を示した。

副作用 重大:気管支炎、気管支喘息発作の増悪(0.1%) ?

管支喘息は可逆性の気流制限により特徴付けられる疾患で、気流制限は気管支平滑筋収縮、気道壁の浮腫、気道の過分泌、気道壁リモデリングにより起きるが、基本的病態は、様々な炎症性細胞や気道構成細胞が関与する慢性の気道炎症である。

炎症により気道過敏性が惹起され、炎症の遷延化により気道壁の線維性変化などの器質的変化(気道壁リモデリング)が生じ、喘息は重症化・難治化していく。

気道過敏性を低下させる目的で、1980年代から1990年代前半にかけて、気管支喘息の非特異的療法の一つとして、金製剤の使用が試みられていた。

また、適応拡大のための臨床試験も行われていたが、承認申請準備段階で、『有効性が明確に証明されなかった』、『投与法が確立できなかった』、『作用機序が明らかにされなかった』等の理由で断念されたとの報告がされている。

auranofinは気管支喘息に対する可能性を示唆する薬理作用として、sodium aurothiomalateに比べて強い抗炎症作用、あるいはモルモットでのでのヒスタミン吸入による気道過敏性の抑制及びオゾン吸入による気道過敏性亢進の抑制と、それに伴うBALF中の好中球の増加抑制作用等が認められており、臨床的にも気道過敏性に対する作用が期待される。更に本剤はヒスタミン、 LTB4、LTC4などの化学伝達物質の遊離、産生の抑制、すなわち抗アレルギー作用も認められており、対症療法と根治療法の双方に相当する気管支喘息治療薬としての可能性が予測される。

auranofin 6mg/day及び3mg/day及びプラセボを対象とした多施設二重盲検比較試験の252 例の結果

 

試験項目 6mg群 3mg群 プラセボ群 判定結果

全般改善度:中等度以上

40.3% 14.9% 20.3% 6mg群有意
概括安全度:副作用無し 74.7% 83.3% 85.2% 有意差無し
副作用発現頻度 25.3% 15.5% 13.6% 有意差無し
消化器症状 17.2% 8.3% ? 中止により軽快・消失
全般有用度:有用以上 37.7% 14.5% 22.5% 6mg有意

 

sodium aurothiomalateは、気管支喘息の非特異的療法の一つとして、気道過敏性を低下させる目的で使用されてきたが、現在、有効で副作用の少ない対症療法が普及するにつれ、使用されなくなった。

使用に際しては1-2週に1回、臀部(又は上腕部)に筋注。投与量は第1回10mg、第2-10回 25mg、第11回以降25-50mgのように行う。気管支喘息の場合、1回100mg程度まで増量してもよい。

投与総量が1000mgを超えても効果が見られない場合には中止する。効果が見られるのは、通常、金総量が200-300mgを超えてからである。確実な効果を認めた場合には、継続する。頻度の高い副作用として皮膚炎、湿疹等の皮膚障害、蛋白尿、血尿等の腎障害、口内炎等である。総じて金療法はリスクに比較してメリットが少なく、現在では特殊な場合を除いて気管支喘息の治療にあえて採用する必然性はないとする報告も見られる。

いずれにしろ金製剤の副作用と気管支喘息に対する効果とを較量し、他の療法を検討すべきである。

[035.4.AUR:2003.12.9. 古泉秀夫]


  1. 高久史麿・他監修:治療薬マニュアル;医学書院,2003
  2. 山口徹・他総編:今日の治療指針;医学書院,2003
  3. 宮本昭正・他:成人気管支に対するオーラノフィンの臨床評価-多施設二 重盲検比較試験-;薬理と治療,20(4):1249-1278(1992)
  4. 奥平博一:気管支喘息に対する金療法の現代的意義-質疑応答集第20集 p.421;日本医事新報社,1993
  5. 国立国際医療センター薬剤部医薬品情報管理室・編:医薬品情報,27 (4):328(2000)